旅のお役立ち情報

団体旅行で失敗しない行程表の作り方|社員旅行・団体旅行のスケジュール設計

団体旅行の行程は「行きたい場所」より「無理なく回れるか」が重要です

団体旅行や社員旅行の行程を考えるとき、つい「せっかく行くなら、できるだけ多くの観光地を回りたい」と考えてしまうことがあります。

しかし、団体旅行では個人旅行と違い、参加者全員の集合、乗車・降車、トイレ休憩、食事、写真撮影、再集合などに時間がかかります。地図上では余裕があるように見える行程でも、実際に団体で動くと想定以上に時間を使うことは少なくありません。

そのため、団体旅行の行程づくりでは「何か所行けるか」よりも、「参加者全員が無理なく移動できるか」「旅行の目的に合った時間配分になっているか」を優先することが大切です。

ノースフィールドでは、地図上の移動時間だけでなく、乗降時間、休憩、道路状況、食事時間、参加者の年齢層なども踏まえ、実際の旅行当日をイメージしながら行程を作成します。

地図や旅行用品を使って旅行の計画を立てるイメージ

団体旅行の行程表を作る前に決めるべきこと

団体旅行のスケジュールを組む前に、まず整理したいのは「旅行の目的」と「絶対に外せない条件」です。

例えば、社員旅行や団体旅行では、次のような目的があります。

  • 社員同士の交流を深めたい
  • 日頃の慰労として、温泉でゆっくり過ごしたい
  • 研修や視察と観光を組み合わせたい
  • 地域の名物料理やグルメを楽しみたい
  • 有名な観光地を1〜2か所巡りたい
  • 高齢の参加者や子どもがいても無理なく楽しめる旅行にしたい

すべての希望を一度に詰め込もうとすると、移動が多くなり、参加者の満足度が下がってしまうことがあります。

まずは「今回の旅行で一番大切にしたいこと」を決めることが重要です。
観光を重視する旅行であれば、観光地での滞在時間を長めに確保する。慰労旅行であれば、移動を減らして宿泊施設でゆっくり過ごす。研修旅行であれば、研修時間と移動時間のバランスを優先する。

このように、旅行の目的を明確にすることで、行程の優先順位が決めやすくなります。

移動時間は「地図上の所要時間」だけで考えない

団体旅行の行程表を作る際に注意したいのが、地図アプリやナビに表示される移動時間だけで予定を組まないことです。

貸切バスや団体移動では、移動そのもの以外にも、次のような時間が必要になります。

  • 集合場所での受付、点呼
  • バスへの乗車、降車
  • 駐車場への入出庫
  • 観光地入口までの徒歩移動
  • トイレ休憩
  • 人数確認
  • 再集合の時間
  • 荷物の積み下ろし

例えば、地図上では「A地点からB地点まで30分」と表示されていても、団体旅行では駐車場への移動、乗降、トイレ、再集合まで含めると、実際にはそれ以上の時間が必要になる場合があります

特に社員旅行や研修旅行では、時間に遅れが出ると、その後の食事、見学、宿泊施設への到着時間にも影響します。移動時間には必ず余裕を持たせることが、団体旅行の行程づくりでは重要です。

観光地は「数」よりも「滞在時間」で考える

団体旅行では、訪問する観光地の数を増やせば満足度が上がるとは限りません。
午前に2か所、午後に3か所といったように予定を詰め込むと、1か所あたりの滞在時間が短くなり、参加者が慌ただしく感じてしまうことがあります。

団体で観光地を訪れる場合、現地では次のような時間が必要です。

  • 施設入口までの移動
  • 入場や受付
  • 写真撮影
  • トイレ
  • お土産購入
  • 自由行動
  • バスへの再集合

特に人数が多い場合、集合時間を守るだけでも想定以上に時間がかかります。
そのため、観光地は「1日に何か所行けるか」ではなく、「1か所ごとに十分な滞在時間を確保できるか」で判断することが大切です。

結果として、観光地を厳選した方が、参加者が落ち着いて楽しめる旅行になることがあります。

食事時間は前後の移動・集合まで含めて考える

団体旅行では、食事の時間も行程全体を左右する重要な要素です。
個人旅行であれば短時間で食事を済ませることもできますが、団体旅行では数十名分の料理提供や席への案内に時間がかかります。

食事の前後には、次のような時間も発生します。

  • 食事会場までの移動
  • 駐車場から店舗までの移動
  • 席への案内
  • 料理の提供
  • 食後のトイレ
  • お土産購入
  • 再集合

特に昼食は、その後の観光や帰路の時間にも影響します。
「食事は60分」と考えていても、実際には到着、案内、提供、食後の集合まで含めると、もう少し余裕を見た方が安心です。

社員旅行や団体旅行では、食事も参加者満足度に直結します。慌ただしい食事にならないよう、行程上の余白を確保しておくことが大切です。

渋滞・天候・混雑など、予定どおりに進まない前提で考える

旅行当日は、必ずしも予定どおりに進むとは限りません。
団体旅行では、次のような理由でスケジュールが遅れることがあります。

  • 高速道路や一般道の渋滞
  • 観光地周辺の混雑
  • 雨、雪、強風などの天候
  • 交通規制
  • 施設での入場待ち
  • 参加者の体調不良
  • 集合時間の遅れ

そのため、行程表を作る際には予定を詰め込みすぎず、多少の遅れを吸収できる時間を確保しておくことが重要です。

特に貸切バスで遠方へ移動する場合は、道路状況によって到着時間が変わる可能性があります。重要な予定を移動直後に入れすぎない、帰着時間に余裕を持たせるなど、当日の変動を想定した行程設計が必要です。

「移動を減らす」ことも満足度を高めるポイント

団体旅行では、観光地を増やすことだけが充実した旅行につながるわけではありません。
移動時間が長すぎると、参加者は疲れやすくなり、観光や食事を十分に楽しめなくなることがあります。

例えば、宿泊先を拠点にして周辺観光を組み合わせる行程にすれば、移動距離を抑えながら旅行全体にゆとりを持たせることができます。また、同じエリア内の観光地をまとめて訪れることで、無駄な移動を減らすこともできます。

ノースフィールドでは、行きたい場所を単純につなげるのではなく、地図上の位置関係、移動距離、道路状況、集合しやすさなどを確認しながら、効率よく回れる順番を考えて行程を組み立てます。
「行きたい場所を全部入れる」のではなく、「旅行の目的に合った場所を、無理のない順番で回る」ことが、団体旅行では重要です。

社員旅行・団体旅行の幹事が行程づくりで確認すべき項目

団体旅行の行程を考える際は、次の項目を整理しておくと、旅行会社への相談もスムーズになります。

  • 旅行の目的
  • 参加人数
  • 参加者の年齢層
  • 希望日程
  • 出発地、帰着地
  • 行きたい場所
  • 外せない予定
  • 予算感
  • 食事の希望
  • 宿泊の有無
  • 移動手段の希望
  • 高齢者、子ども、車いす利用者など配慮が必要な方の有無
  • 宴会、研修、視察などの実施予定

すべてが決まっていなくても問題ありません。
むしろ、行き先や細かな行程が決まっていない段階で相談することで、目的や人数に合わせた無理のないプランを組みやすくなります。

団体旅行の行程づくりは、早めの相談が安心です

団体旅行では、交通手段、宿泊施設、食事会場、観光施設など、複数の手配が関係します。
特に人数が多い場合や、人気の観光地・宿泊施設を利用したい場合は、直前になるほど選択肢が限られる可能性があります。

また、社員旅行や研修旅行では、社内での確認、参加者への案内、参加人数の調整なども必要になります。
そのため、団体旅行を検討する場合は、行き先が完全に決まっていない段階でも、早めに相談することをおすすめします。

まとめ|団体旅行の行程は「余裕」と「目的」から考える

団体旅行や社員旅行のスケジュールを作るときは、できるだけ多くの場所へ行くことよりも、参加者全員が無理なく楽しめることを優先する必要があります。旅行の目的を明確にし、移動時間、乗降時間、休憩、食事、観光地での滞在時間まで含めて考えることで、余裕のある行程を組みやすくなります。
また、渋滞や天候、観光地の混雑など、当日に起こり得る遅れを想定しておくことで、予定変更にも対応しやすくなります。

ノースフィールドでは、参加人数、旅行の目的、出発地、予算、ご希望の行き先などをもとに、交通・宿泊・食事・観光を組み合わせた団体旅行プランをご提案しています。
社員旅行、研修旅行、自治会旅行、学校・子ども会、スポーツ遠征など、団体旅行の行程づくりに迷われている方は、まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

団体旅行の行程は、何から決めればよいですか?

まずは旅行の目的と、外せない条件を整理することが大切です。社員旅行であれば交流や慰労、研修旅行であれば視察や学びなど、目的によって適切な行程は変わります。行き先が決まっていない段階でも相談可能です。

団体旅行では、1日に何か所くらい観光できますか?

訪問できる場所の数は、移動距離、人数、観光地での滞在時間、食事時間によって変わります。団体旅行では乗降や集合にも時間がかかるため、観光地を詰め込みすぎず、1か所ごとの滞在時間を確保することが重要です。

行き先や予算がまだ決まっていなくても相談できますか?

はい、可能です。旅行の目的、参加人数、出発地、希望日程などが分かれば、行き先や移動手段を含めてご提案できます。条件が完全に決まっていない段階でもご相談ください。

社員旅行の行程づくりも相談できますか?

はい、社員旅行の目的や人数、日程、予算に合わせてご相談いただけます。交流を重視した旅行、慰労を目的とした温泉旅行、研修や視察を含む旅行など、目的に応じて無理のない行程をご提案します。

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